こどものこころのケアネットワーク事業
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2023年度のご寄附のご報告 -
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資料「医学誌別刷」「事業実績」を更新しました -
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児童思春期精神科セミナーを開催します -
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第6回神奈川こどものこころの看護交流会を開催します -
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2022年度のご寄附のご報告 -
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第79回神奈川児童青年精神医学研究会を開催します -
トピックス
兵庫県議会健康福祉常任委員会の皆様が来院されました -
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第5回神奈川こどものこころの看護交流会を開催します -
研修・専門家向け
児童思春期精神科セミナーを開催します
事業について
こどものこころの問題への対応のため、2018年度から神奈川県立こども医療センターのオリジナル事業として「こどものこころのケアネットワーク事業」を実施しています。
2008年度から2017年度まで、神奈川県の委託を受けて実施していた「子どもの心の診療拠点病院機構推進事業」「子どもの心の診療ネットワーク事業」のより一層の発展を目指します。
事業の目的
児童虐待や発達障害等を始めとした様々なこどものこころの問題に対応するため、地域の医療、福祉、教育、司法等の関係機関とのネットワークによる支援体制の構築と発展、人材の育成、普及と啓発を目的とします。
事業の概要
1.普及啓発・情報提供
一般の方を対象とした公開講座やホームページにより、こどものこころの問題やその対応についての情報を提供します。
2.診療支援・連携
- 地域の医療・福祉・教育機関等の依頼にもとづいて、コンサルテーションをおこないます。
- 地域の福祉・教育等の関係者との会議を実施し、連携を深めます。
- 地域の精神科医療従事者との研修会を開催し、情報交換や連携の強化、スキルアップを図ります。
3.診療関係者研修・育成
地域の医療・福祉・教育・司法等の関係者を対象に、こどものこころのケアに関するセミナーの開催や研修生の受け入れをおこないます。
事業の運営
児童思春期精神科と臨床心理科を中心に事業を企画し、関係者の協力のもとに運営しています。
事務局は臨床心理科に設置しています。
ご寄附のお願い
こどものこころのケアネットワーク事業では皆様からのご寄附をお願いしています。
いただいた寄附金は以下の目的で大切に活用させていただきます。
・こどものこころのケアネットワーク事業の運営
・児童思春期精神科関連の紹介動画や教育動画の作成
・こころの診療病棟の設備の拡充
・その他
また、毎年クリスマスの時季には「ウイッシュリスト」を掲載しております。
皆様からの温かいご支援を心よりお願い申し上げます。
- ご寄附とウイッシュリストは こちらから
- ご寄附の際は「寄付目的」の欄に「ケアネットワーク」または「精神科」とご記入ください。
資料
児童思春期精神科セミナー
こども医療センター医学誌別刷
2023年度「子どもの摂食障害への対応」
~やせたい・食べるのがこわい子どもの心にせまる~
- 当科における摂食障害診療の現状
- 摂食障害の外来治療
- 食べられないという子どもに出会ったとき
- 心理治療の考え方
- 病気との向き合い方を子どもとともに考える
- 家族は子どもにどう接したらよいか
- 摂食障害の後ろにある心の問題をみること~架空事例を通して考える~
2022年度「児童思春期精神科外来を初めて受診するまでに」
~家族や支援者が子どものために今できること~
- 子どもに発達障害があるのではないかと心配になった時
- 子どもにこころと身体の不調がみられた時
- 子どもがゲームをやめられない時(小学生・中学生編)
- 子どもへの薬の治療について知りたい時
- 子どもの精神科受診を考えた時~ソーシャルワーカーの視点から伝えたいこと~
- 特性故に困難が重なり、顕著な情動不安定を呈した高機能自閉スペクトラム症の小学生
- 心の葛藤に悩むクライエントとソーシャルワーカーの7年間(中学~成人まで)の関わり
- 器質的に説明できない身体症状が遷延する、先天性心疾患の中学生
(参考)当センターにおける緩和ケアサポートチームの活動 - 発達障害を疑われ初診となり、経過中に精神病性障害を発症した中学生
- 子どもの精神疾患の基本的な考え方
- 病院受診に至るまでのソーシャルワーカーの役割
- 心理治療(カウンセリング)について
- 発達障害の二次障害とはなにか?
- 子どものトラウマ反応について
- 心からくる体の症状 身体表現性障害について
- 慢性疾患・身体疾患を持つ子どもへの心理的支援
- 子ども本人に身体の病名を伝えるということ
- 思春期の子供に精神疾患を伝える時
- 発達障がいをどう伝えるか
- 本当の意味で発達障がいを受け入れていくということ
- 病院受診に至るまで
- 自分の特性を理解して病気を乗り越えていくこと
- 自分の治療を、自分で決めていくこと
- 自らの疾患を受け入れ前向きに生きていくこと
- 多職種で行う児童精神科診療の概要
- 生活を通した関わりが治療的になるとき
- アクティビティ(作業活動)を通してみえること
- 心理検査・心理治療を介した理解と支援
- ことばで治療すること
- 児童精神科専門病棟があるこども病院
- 地域精神科クリニック
- 精神科病院で児童思春期の入院治療を行う大学病院
- 心をつなぐ
- 児童精神科における薬物療法概論
- こども医療センターにおける臨床治験の現状
- 各論 ①睡眠薬・抗不安薬・抗うつ薬 ②抗多動薬 ③抗てんかん薬・抗精神病薬
- 当院における栄養サポートチーム(NST)の役割
- 自閉症スペクトラム児の食事の傾向と対策
- 摂食障害患者への精神科診療の実際 -神経性無食欲症と嘔吐恐怖を中心に-
- 当センターにおける精神科リエゾン・コンサルテーションの実際
- 当センターにおける小児緩和ケア
- 心理的問題で下肢の疼痛が遷延した一例
- 身体的処置に行き詰った親子への支援の一例
- せん妄の評価と対応
- 身体疾患をもつ子どもの思春期
~慢性疾患の受容を中心に~
2012年度「神奈川県立こども医療センターにおける児童虐待の対応」
- 当院における虐待対応の実際
- 虐待症例検討部会を通して保護に至った代理ミュンヒハウゼン症候群の一例
- 虐待は起こるべくして起こるのか?虐待のカテゴリー別リスク因子の検討
- 母の前で虐待通告を行ったダウン症の一例
- 精神科的支援により状況改善をみた注意欠陥多動性障害(ADHD)の被虐待例
- こころの診療病棟における被虐待症例の入院治療
- 児童精神科医が使うクスリ
- 不適切な養育を受けた子どもの特徴とその対応
- 精神疾患をもつ養育者への支援
- 子どものチック
- 子どもの食行動異常
- 子どもの精神病エピソード
- 子どもの心をどう捉えるか
-発達障害と反応性疾患の理解- - 神経性無食欲症への対応
-初期治療のポイント- - 子どもの身体不定愁訴をどう捉えるか
-起立性調節障害と心の問題-