神奈川県立こども医療センターの基本方針等basic policy

基本理念・基本方針

基本理念

こどもの健康の回復及び増進と福祉の向上のため、最善の医療を提供します。

こども向け基本理念

わたしたちのちかい
あなたの「げんき」と「えがお」のためにみんなでちからをあわせます。

基本方針

1. 患者さんの命と安全を第一に考えます。
2. 患者さんとご家族とともに医療を行います。
3. 高度、先進的な医療を行うとともに、積極的に臨床研究に取り組みます。
4. こどもの発育、発達を考えた療養環境、教育環境を整えます。
5. 周産期・ 小児医療と保健・福祉に携わる人材育成に努めます。
6. 地域の関係機関と連携し、 周産期・ 小児医療の充実、向上に貢献します。
7. 透明度の高い病院運営と情報公開に努めます。
   
   

職員の倫理要綱

医療は病める人の治療はもとより、人々の健康の維持もしくは増進を図るもので、医療者は責任の重大性を認識し、人類 愛をもとにすべての人に奉仕するものである。

1. 職員は、国籍、人種、民族、宗教、性別、年齢にかかわらず、すべてに平等に、誠意を持って接しなければならない。
2. 職員は、医療を受けるものの人格を尊重し、優しい心で接し、医療内容をよく説明し、理解と信頼を得るよう努めなければならない。
3. 職員は、医療を受けるものの知る権利と自己決定の権利を尊重し擁護しなければならない。
4. 職員は、守秘義務を遵守 し、個人情報の保護に努めなければならない。
5. 職員は、生涯学習の精神を保ち、つねに医学の知識と技術の習得に努めるとともに、その進歩・発展に尽さなければならない。
6. 職員は、互いに尊敬し協力して医療に尽くさなければならない。
7. 職員は、医療の公共性を重んじ、医療を通じて社会の発展に尽くさなければならない。
8. 職員は、国が定める倫理指針を遵守しなければならない。

病院のこども憲章

1. こどもたちに、安心して治療が受けられる環境を整えます。
2. ご家族が積極的に治療に参加できるよう配慮します。
3. こどもたちやそのご家族は、自らの健康に関する決定において十分説明を受けて治療に参加する権利を有し、不必要な医療処置や検査から守られます。
4. こどもたちは、身体的・精神的・社会的苦痛の緩和を求めることができます。
5. こどもたちや親たちは、年齢や理解度に応じた方法で説明が受けられます。
6. こどもたちは、こどもたちやご家族の身体的、情緒的、発達的ニーズに応えられる訓練を受け、技術を身につけたスタッフによりケアされます。
7. こどもたちは、年齢や症状にあったあそびや教育が提供され、スタッフが配属された環境におかれます。
8. こどもたちやご家族のプライバシーはいつでも守られます。
9. こどもたちのケアの継続性に配慮します。

患者さんとご家族の責務

こども医療センターは、患者さんとご家族が医療に参加し、お互いに理解し協力することが大切だと考えています。 　そのためには、皆様に次のことを守っていただきたいと思います。

• 適切な医療を受けられるように病状の変化やこれまでの経過などについて正確にお知らせください。
• 納得できる医療を受けるために、十分理解できるまで質問してください。
• 十分な治療効果が得られるように治療にご協力ください。
• こども医療センターの規則や社会的ルールを守ってください。