皮膚科
ご挨拶
皮膚科では生まれつきのアザや血管腫、乳児期に始まるアトピー性皮膚炎、とびひや水いぼなどの皮膚感染症、皮膚腫瘍や形成異常、蕁麻疹、水疱症・角化症などの先天性皮膚疾患、蕁麻疹や薬疹、脱毛症など、皮膚に病変があるあらゆる疾患を診ております。
皮膚の疾患はだれの目にも見えますので、とても気になるものだと思います。これくらいのことで受診していいのかしらと悩まれないで、なんでもお気軽にご相談ください。
アザや血管腫の中には治療できるものとできないものがありますが、種類によっては少しでも早く治療を開始した方が予後が良い場合もあります。もう少し大きくなってからと思わずに、まずはお早めに受診をなさってください。
皮膚科の特色
・レーザー治療について
乳児期早期からのレーザー治療を局所麻酔(表面麻酔)で外来で行っています。
主な対象疾患は「乳児血管腫」、「毛細血管奇形(ポートワイン母斑、単純性血管腫)」、「太田母斑」、「異所性蒙古斑」となります。
当科では「Vビームレーザー」と「Qスイッチアレキサンドライトレーザー」の2機種を使用しています。
・アトピー性皮膚炎について
疾患数が最も多いアトピー性皮膚炎の治療の基本は保湿剤によるスキンケアと、ステロイド軟膏をはじめとする抗炎症薬の塗布による外用療法と、悪化因子対策が主体となりますが、最近では難治例に対して生物学的製剤や抗体製剤などの新たな治療選択肢も加わり、重症なアトピー性皮膚炎でもコントロールすることができるようになってきました。一部の製剤は適応基準を満たす場合、生後6ヶ月から使用が可能となり、お子様の治療の選択肢はますます増えておりますので、治療に難渋なさっている際はぜひご相談ください。
・その他疾患について
他にも結節性硬化症の血管線維腫や、神経線維腫症の叢状神経線維腫に対する新薬も登場し、皮膚科の分野でも以前は難しかった疾患の治療法が新たに加わってきています。
主な取り扱い疾患
母斑、母斑症、血管腫、血管奇形、皮膚腫瘍、形成異常、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、ざ瘡、伝染性膿痂疹、伝染性軟属腫、脱毛症、乾癬、水疱症、角化症、脱毛症、抜毛症など
外来診療担当表
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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午前 |
鈴木 華織 由井 瑞絵 |
- |
鈴木 華織 由井 瑞絵 馬場 直子 |
鈴木 華織 由井 瑞絵 |
鈴木 華織 由井 瑞絵 |
午後 | - |
(第3週のみ) 鈴木 華織 由井 瑞絵 |
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スタッフ紹介
鈴木 華織 / 科長
専門分野 | 皮膚科一般 |
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所属学会 | 日本皮膚科学会、日本小児皮膚科学会、日本レーザー医学会 |
ひとこと | お母様の気持ちに寄り添って診療することを心がけています。 |
由井 瑞絵 / 医員
専門分野 | 皮膚科一般 |
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所属学会 | 日本皮膚科学会、日本小児皮膚科学会 |
ひとこと | よろしくお願いします。 |
馬場 直子 / 非常勤医師
専門分野 | 小児皮膚科全般 |
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取得資格 | 皮膚科専門医 |
所属学会 | 日本皮膚科学会、日本小児皮膚科学会、日本皮膚アレルギー学会、日本臨床皮膚科医会 |
ひとこと | 小児皮膚科医歴30年です。小児の皮膚のことならなんでも気軽にご相談ください。 |
・「乳児血管腫」、「毛細血管奇形」、「太田母斑」、「異所性蒙古斑」などは、早期にご紹介いただけますと幸いです。
乳児期早期から治療した方が予後がよい場合が多くあり、当科では生後1ヶ月のお子様から治療を開始しております。
・「扁平母斑」に対するレーザー治療は扱っておりませんので、大変恐れ入りますがご理解をいただきたく存じます。