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形成外科 小耳症

小耳症

 耳の形は複雑な発生過程をたどり、いろいろな耳らしい隆起が生まれます。小耳症は耳の先天異常のうち変形が一番強いもので、耳の形が完全にできあがらなかったため、耳が小さいものを呼びます。変形の程度も,痕跡的な耳たぶしか残っていない程度から、耳介の陥凹部は残っていて耳の上部だけが縮まったようになっている程度のものまでさまざまです。同時に、耳の穴(外耳道)が狭くなったり、閉鎖したりしている場合や、頬や下顎の発育不良、顔面神経麻痺などが合併する場合(第1、第2鰓弓症候群と呼びます)もあります。機能的問題として、眼鏡やマスクをかけることができないということが挙げられます。

 治療法

  • 手術至適年齢は10歳~15歳頃です。本人の肋軟骨(胸の肋軟骨)を使います。耳型作りには比較的多量の軟骨が必要です。
  • 手術は2回(耳介再建術と耳介挙上術)に分けて行います。1回目は肋軟骨で作製した耳型(フレームワーク)を埋め込み耳の形を作る手術です。
    2回目は作製した耳を立てる手術です。
  • この手術は形成外科の中でも、難しい手術のひとつです。




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