診療科・局・施設のご案内

アレルギー科

 我々、アレルギー科は小児専門病院のアレルギー専科として、高い医療レベル・経験を丁寧な説明と共にみなさんに提供することを目指しております。現在、アレルギー学会指導医2名、アレルギー学会専門医 1名と経験豊富な医師が診療に携わっています。それぞれが独自の治療方針にならないように、外来診療も含めほとんど全ての診療内容を複数医師が確認しております。
 初診は完全予約制となっております。その分、1人当たり30分以上の診察時間枠を設け、細かい疑問を含め日常の不安が解消されるように努めております。

アレルギーの標準的な考え方

 厚生労働省が作成するアレルギー疾患の標準的な考え方が掲載されています。

アレルギー科の主な取り扱い疾患

 食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、花粉症、気管支喘息、ペットアレルギー、果物アレルギー、慢性咳嗽、薬物アレルギー 他

 よく、「こども病院のアレルギー科に受診するようなレベルでしょうか?」「それほど症状が重くないけど、受診しても良いですか?」という質問をいただきます。

 実際にはこんな患者さんも受診しています。

【食物アレルギー】

  • 検査をしたら食べ物に対して反応が陽性でした。これって食物アレルギーでしょうか?
  • 食物アレルギーが心配で、卵・牛乳・小麦が入った離乳食を開始できない。
  • 牛乳アレルギーと診断されているけど、パンなどは食べられるの?
  • 卵を食べると吐いてしまう。
  • 食物を食べて症状が出たことがあり、その対応について意見を聞きたい。
  • いろんな果物を食べると口の中が痒くなるが、その検査と治療について知りたい。

【蕁麻疹(じんましん)】

  • ときどき、蕁麻疹が出ているけど、アレルギーはあるの?
  • 軽いけど湿疹を繰り返しています。卵を食べてもよいの?

【動物アレルギー】

  • 動物に触るとアレルギー症状が出てしまうがペットを飼いたい。

【咳がつづく】

  • 気管支喘息といわれているが、治療の効果がない。

【アレルギー性鼻炎】

  • アレルギー性鼻炎の最新治療を教えて欲しい。
  • 舌下免疫療法を導入したい。

 近年、標準的なアレルギー診療が普及したおかげで、かかりつけの医療機関でそれまで受けている治療を続けて行くことが問題ない方も多くいらっしゃいますし、診療内容の微調整で、1、2回の診察で問題なくなる方も大勢いらっしゃいます。ぜひ、我々の専門医療に触れてみてください。

アレルギー科の特色

 アレルギー科では小児のアレルギー疾患全般に対応しています。
 初診時(水曜日午前中)に、ゆっくり時間をかけて問診、診察、相談ができます。

食物アレルギー

 食物アレルギーが増えてきています。食物アレルギーがあるだけで、以下のような問題をご家族は抱えております。

  • 毎日のお買い物で表示を1つ1つ見なくてはいけないから大変
  • 卵を食べると吐いてしまうようになった
  • 血液検査が陽性だったけど、実際にすこしも食べることができないのか本当のところがわからない
  • みんなで外食をしたいけど、行かれるレストランが限られて周囲に気を遣わせてしまう
  • 他のこどもが食べているものを口にしてしまうのではないかと一瞬たりとも目が離せない

早期介入の重要性:0歳からのアレルギー対応

 現在、食物アレルギーは湿疹が継続することが発症に大きく関係すると考えられています。逆に、少しずつ食物アレルギーになりやすいものは食べられるレベルで摂取しておくと、食物アレルギーになりにくいことが報告されています。
 このことから、乳児期早期から適切な皮膚の治療を行い、すこしずつアレルギーに関連する食物を食べておくことで、アレルギーを早期から治癒を誘導できるのでないかと考えてられてきています。そのような背景もあり、ここ3年ほどは0歳児の受診が増えています。

食物経口負荷試験

 食物アレルギーは血液検査・皮膚検査だけでは正しい評価はできません。診断のためには実際に食物そのものを摂取する食物経口負荷試験が有用な検査となります。

 ただし、食物経口負荷試験はアレルギーを起こす可能性があるものを摂取するため、アレルギー症状を誘発してしまう危険性もあります。そのため、安全に検査を行うために、負荷試験は基本的に日帰り入院で施行しております。明らかに症状が誘発されることが想定される例、また、アトピー性皮膚炎の適切な治療を行っていない例については、症状発症のリスクが高いため、安全性のため経口負荷試験を見送ることもあります。
 私どもの施設では、これまで、数回に分けて1日で多くの量を摂取する食物経口負荷試験を行ってきましたが、摂取する量が多くなってしまい重篤なアレルギー症状が誘発される危険性もあります。最近では1日1回、少量の食物を摂取する少量摂取負荷試験を行うことで、症状誘発のリスクを低減させることができるようになってきています。
 血液検査で全てのことがわかると良いのですが、思われているほど血液検査は診断には有用ではありません。

 食物経口負荷試験は保険診療で行われます。医療費は3割負担の場合約17,960円(3割負担、日帰り入院の場合)となりますが、乳幼児医療証をお持ちの方はそちらを利用することができます。中学生は入院費用を医療機関窓口でいったん負担金を支払う必要がありますが、区役所保険年金課保険係に申請することにより、払い戻されます(ただし、所得制限あり)。

  • アトピー性皮膚炎が食物アレルギーの誘因と考えられており、当院ではステロイド外用薬などの標準治療を行い、皮膚正常化の上で経口負荷試験を施行しております。標準治療を行っていただけない場合は、安全性の観点から検査を施行しておりません。

卵による消化管アレルギー(卵を食べると嘔吐してしまう)

 近年報告が増えているアレルギーの1タイプです。こちらに関しては以下のような対応をしております。

 当科では以下の流れで、評価を行っています。
 最初の外来で血液検査を行います。すでにアレルギー検査が行われている場合は、経過を確認し、診察の上、以下の日程を調節します。

  1. 卵黄を摂取する負荷試験
    卵黄に対する反応をチェックする。
    すでに症状が頻回にある場合はこの検査はスキップします。
  2. 卵白を摂取する負荷試験を行う。
    卵白に対する反応をチェックする。問題なく摂取することが出来れば、ときどき卵白を摂取するようにする。
  3. 少量の加工品を使った負荷試験を行う。
    少量の加工品が摂取可能かどうかをチェックする。少量摂取可能であることが確認できれば、その加工品を少しずつ摂取していくようにします。

 症状が誘発されるようなら、卵を摂取することを半年から1年程度やめなければなりません。

経口免疫療法

 食物アレルギー患者は原因食物を一切摂取しない除去食対応を続け、自然になおることを期待するだけが唯一の対策でした。しかし、除去食対応は成長期の子供、家族にとって負担が大きいのが現状です。
 食物アレルギー患者に対して、原因食物そのものを積極的に摂取して治癒を獲得する経口免疫療法の有用性が数多く報告されてきております。対策がなかった食物アレルギー患者にとっては、非常に有益な治療法です。我々も症例の安全性を評価した上で、治療を導入しています。しかし、原因アレルゲン自体を摂取するため、経口免疫療法治療中に皮膚症状、消化器症状、呼吸症状などの全身性アレルギー症状が頻繁に誘発されてしまう危険性もはらんでいます。そのため、現在でも標準的治療ではなく、研究的治療となっています。誰もが食べれば治るわけではなく、治療よりも治療によってアレルギー症状が誘発される危険性の方が高い場合もあります。そのようなケースに対しては標準対応である除去食対応を指導させていただきます。

 湿疹がコントロールされていないと、摂取することによる症状誘発リスクが高まると考えております。当院では、湿疹症状がコントロールされていることが治療の大前提です。

 * 入院により経口摂取量を増加させる急速経口免疫療法は中止しております。

Baked Egg Diet BED/ Baked Milk Diet BMD

 市販の加工品を用いた食事指導

 原因アレルゲン(鶏卵・乳)を少しずつ摂取して、アレルギーを治していこうという経口免疫療法は、前述のように症状誘発のリスクがあります。私どもの施設は、従来行われてきた経口免疫療法の手法を改変して、加熱処理された市販の加工品を用いた食事指導<Baked Egg Diet BED/ Baked Milk Diet BMD>を2018年から積極的に導入しております。すでに、この治療方法の有用性と安全性はアメリカやフランスからも報告されています。私どもの施設において、2歳以下の卵アレルギーおよび卵アレルギー疑いの患者さんへの食事指導の検討では、このBEDは従来の卵そのものを摂取していく対応に比べて、副反応の頻度は少なく、卵そのものを食べられるようになる時期はほとんど変わらないという結果が得られてきています。

 ただ、この市販の加工品を用いた食事指導(BED/BMD)も経口免疫療法の手法に含まれるため、当院の医師の指導の元に臨床研究の一環として治療を進めていただきます。

乳幼児食物アレルギーの対応法(1例)
来院 → ・初回外来受診
・丁寧な問診から治療方針を決定
・少量単回経口負荷試験日を決める(約1ヶ月後)
来院 → <少量単回経口負荷試験>
  9:30 来院し、検査フロアに移動
 10:00 少ない量のアレルギー食材を食べる
     アレルギー症状が出ないかどうかを確認する
 13:00頃 症状がないことを確認して帰宅する

その後、少しずつ自宅で毎日アレルギー食材を食べ続けていく。
次回の外来での相談日を予約(1,2ヶ月後)
来院 → 外来にてその後の継続摂取状況を指導(2,3ヶ月間隔)

 多くの乳幼児が半年程度で加工品などの摂取が可能となり、外食時の負担を軽減させることができるようになっております。

 また、この食事指導のメリットは準備の手間や時間が少ないことです。卵を例に取ると、以前私たちは鶏卵アレルギーの乳幼児、或いは検査値が高いなど卵アレルギーが疑われる乳幼児に対して、20分ほどボイルしたゆで卵を少量より連日摂取する食事指導を行っていました。しかし、ボイルする手間と切り分け少量を計測する手間、子供が少量摂取した後に卵白が余ってしまうという煩雑さ、さらに乳幼児がいるご家庭で熱湯を扱うという安全性の問題が残されていました。症状誘発のリスクを考えて、朝に自宅で摂取してもらうことが多かったのですが、ただでさえ忙しい朝の準備の中で、連日摂取させることをご負担いただいておりました。そこで、私たちは医師が指定する食材を買ってきてもらい、それを連日摂取していただくBEDに変更したところ、準備時間はゼロとなり、ご家庭の負担を大幅に減少させることができました。食物アレルギーがあるご家庭は、アレルギーによって生活に負担が生じます。その負担を少ない時間で減少させることを我々は目指しております。

従来の経口免疫療法とBEDの比較図

果物・野菜アレルギーの治療

 リンゴ、モモ、メロン、キウイ、もやし、豆腐などの新鮮な果物・野菜を食べた直後に、口の中がイガイガする、唇が腫れるといった症状が出現する患者さんが増えています。これは、 実は ハンノキ花粉や、シラカバ花粉による花粉アレルギーから誘発されている食物アレルギーなのです。自然に治る事は、あまり期待できないと言われています。
 治療は、該当する果物や野菜を食べないと言う方法しかありません。この食物アレルギーは症状は重くはありませんが、非常に多くの種類の果物や野菜が食べられなくなってしまうため、生活における負担も多いのが現状です。
 当科では、この果物野菜アレルギーに対する治療として、そのもともとの原因となっている花粉アレルゲンを少しずつ体内に投与することによってその症状を緩和すると言うアレルゲン免疫療法を研究的に行っております。 最初の3週間ほど入院をして1日数回注射を行い、その後月に1回のペースで3年から5年間注射を続けて行くというスケジュールで治療を行っております。同時に、スギ花粉アレルゲン・ダニアレルゲンの治療も同時に行うことが可能です。

臨床研究

乳アレルゲンを含まないバター(ギー)に対する研究

 牛乳アレルギー患者で、完全除去食対応をしているとバターを使った料理を摂取することは出来ません。当院では乳アレルゲンを含まないバター(ギー)に対する安全性を確認し、症状なく摂取できることを確認の上、使用をお勧めする臨床研究に取り組んでいます。

蕁麻疹・血管性浮腫

 蕁麻疹は頻繁に遭遇する疾患です。連日のように症状が出現し、夕方から夜にかけて症状が悪化するのが特徴です。食べ物や薬によるアレルギー反応と思われることが多いのですが、実際には特定のアレルゲンが同定されることは5-10%と想像より少なく、症状に対する対症療法が基本となります。
 花粉症治療に使っているのと同じお薬を毎日内服することで、9割以上の方がほとんど症状なく過ごせるようになります。特に原因のない蕁麻疹の方は、多くは数年以内に症状がなくなっていくので、それまでデメリットのない薬物治療を続けて行くことが最適な治療となります。

アトピー性皮膚炎

 アトピー性皮膚炎に対しては、積極的にステロイド外用剤を使用して、早期に皮疹を治療して皮膚のバリア機能を回復させ、アレルギー状態全体が進行するのを防ぐことを心掛けています。ステロイドホルモンは体内で毎日産生されているホルモンであり、外用剤の通常の使用では副作用は起こりません。勿論、最終的にはステロイド外用剤を使わない状態を目標にしています。食物アレルギーは実はバリア機能の低下した皮膚に付着した食物アレルゲンによって発症、悪化するとの考え方が最近注目され始めており、この意味でも皮疹の早期改善が重要です。

アレルギー性鼻炎、花粉症

 アレルギー性鼻炎は睡眠障害や学習障害をもたらす疾患です。適切な診断と薬物治療が非常に有用です。薬をつかっても症状が続いてしまうと言う難治性のアレルギー性鼻炎患者も毎年ご紹介いただいております。内服薬や点鼻薬の調節の他に以下の治療を当院では導入することが可能です。

体質改善治療 アレルゲン免疫療法

 これまでアレルギー性鼻炎は、出ている症状を抑えるだけの対症療法が中心でした。 非常に有用な治療ですが、症状をただ抑えるだけで治すことはできません。体質改善治療アレルゲン免疫療法の有用性が注目を浴びています。
 当科では最初の3週間ほど入院をして1日数回注射を行い、その後月に1回のペースで注射を続けて行く皮下注射免疫療法と、毎日自宅で舌下に薬を入れて飲み込む舌下免疫療法の2種類の免疫療法を行っています。

アレルゲン免疫療法

舌下免疫療法の治療導入(地域連携)

 舌下免疫療法は治療開始に手間がかかります。副反応の心配から、かかりつけのクリニックでの導入をためらってしまうケースもあります。初回の治療を当院で行い、その後の継続治療をお近くのクリニックで継続する地域連携舌下免疫療法の治療導入も行っております。初回に使用する薬剤をかかりつけの先生に処方していただき、そのお薬を当院に持参して頂くと、迅速に治療を開始することが可能です。

皮下注射免疫療法(イネ科花粉症も対応可能)

 日本での典型的なアレルギー性鼻炎の原因はスギ花粉とダニに対してです。前述の舌下免疫療法が行うことが出来ますが、我が国ではイネ科花粉症に対する治療薬は一般的に発売されておりません。我々はイネ科アレルゲンを少しずつ体内に投与することによってその症状を緩和すると言うアレルゲン免疫療法を研究的に行っております。同時にスギ花粉アレルゲン・ダニアレルゲンの治療も可能です。最初の4週間ほど入院をして1日数回注射を行い、その後月に1回のペースで3年から5年間注射を続けて行くというスケジュールで治療を行っております。

速効性のある重症花粉症の治療:アレルギーそのものを抑える治療<ゾレア®>

 既存の治療(飲む薬、点鼻薬)などを使っても症状がコントロール出来ない方向けの注射治療薬が12歳以上の重症アレルギー性鼻炎に使用できるようになりました。アレルギーはIgEという抗体が症状出現に作用しますが、その反応を抑える注射薬です。飛散シーズンに月に1回注射を行います。
 症状の原因となっているIgEの作用を抑えるので、治療効果はとても高く、症状軽減までの時間も短いのが特徴です。一方、薬剤費用も高価です。保健診療で行いますが、月当たり4000円から7万円ほどの自己負担額となります(検査データによって治療量が変わります)。費用負担も高いのですが、受験生などスギの飛散シーズンに体調を整えておきたい患者さんが適応と言われています。
 ただし、この治療も根本的な治癒には結びつかないため、アレルゲン免疫療法も同時に治療を行っていくとよいと我々は考えております。

気管支喘息

 気管支喘息はこの10年間で予防治療が進歩したおかげで、気管支喘息の子供達は、ほぼ毎日症状がないのが当たり前の生活を送ることができるようになっています。しかし、まだまだ症状によって苦しんでいる子供たちもおられます。毎月のように夜喘息症状で眠れないなどで苦しんでいる場合、予防治療の見直しも必要かもしれません。
 当院では必要に応じて呼吸機能検査、気道過敏性検査、運動負荷試験、レントゲン撮影やCT撮影、喀痰細胞診、呼気一酸化窒素(FeNO)測定、なども行って診断の確認、治療方針の決定、治療効果の確認に役立て、生活レベル全体(QOL)の向上を目指し、運動を含めて普通の生活を送れることを目標にして治療を行います。外来治療で十分な効果が上がらない場合は1ヶ月間ほど入院して病院に附属する学校に通いながら、さらに詳しい検査や呼吸の評価を行うことで、最適な治療を検討していく評価入院を行っているケースもあります。

薬物アレルギー

 薬を使ってアレルギー様症状が出現したケースに対して、血液検査、皮膚検査、負荷試験(実際に薬剤を投与して確認する検査)を行っております。
 検査の診断有用性はあまり高くないため、実際に薬剤を投与して症状が出るかどうかを確認します。
 歯科治療の際に局所麻酔薬でアレルギー様症状を起こされた方が次回以降の治療のために、当院に紹介される患者さんが多いです。実際に投与して症状が誘発されないケースがほとんどで、その後安心して歯科で麻酔を受けられるようになっています。

 対応の流れは以下の通りです。

局所麻酔薬アレルギーの対応法(1例)
来院 → ・初回外来受診
・丁寧な問診から治療方針を決定
・ラテックスアレルギーを否定するために血液検査をおこないます
・検査試験日を決める(約1ヶ月後)
局所麻酔薬は2種類のタイプがあるため、2日間に分けて検査を行います。
来院 → <薬物負荷試験(1剤目)>1日目
  9:30 来院し、検査フロアに移動
 10:00 皮膚検査を行います(3回) 2種類分
 12:00 上記で症状が誘発されない場合
     実際に薬剤を投与する検査を行います(4回)
 16:00 終了
来院 → <薬物負荷試験(2剤目)>2日目
 10:00 前日と違う薬剤を投与する検査を行います(4回)
 14:00 帰宅

治癒を目指すペットアレルギー治療(イヌ、ネコ)

 ペットを飼っているご家庭が増えてきました。しかしそのペットに対してアレルギーが起きてしまったら、癒しを与えてくれるペットが生活の負担になってしまいます。このペットアレルギーに対する治療として、そのもともとの原因となっているペットのアレルゲンを少しずつ体内に投与することによってその症状を緩和すると言うアレルゲン免疫療法を研究的に行っております。最初の3週間ほど入院をして1日数回注射を行い、その後月に1回のペースで3年から5年間注射を続けて行くというスケジュールで治療を行っております。
 また、今ペットにアレルギーがあるけど将来獣医師などになりたいと考えているお子さんに対しても治療を導入しております。

医療機関情報

  • 舌下免疫療法を行うことが出来る医療機関スギ・ダニダニ
    ウェブサイトだけで処方できることを明示している医療機関もあります。

アレルギー科に受診するには

 当院は完全紹介制という受診システムになっています。予約なしに病院に来られても、その日に診察を受けることは出来ません。必ず、かかりつけの先生などに当院への紹介状の記載をしていただき、当センター地域医療連携室に郵送、またはFAXをしていただきます。こちらから、患者様のご自宅に受診日(初診は水曜日の午前中)の調整のために御連絡させていただきます。

 当科の診療内容についてはこども医療センター地域医療連携室(電話 045-711-2351(代))までお願いします。

 初診外来受診までの期間 平均2週間程度
 (ただし、2月から5月は8週間程度かかることがあります)

自治体・企業向け

 アレルギー科についての講演・取材依頼はkcmcallergy@gmail.comまでおねがいします。(患者様からの医療相談は受けつけられません)

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