採用情報

外科 小児専門研修プログラム

平成22年度 外科小児総合研修プログラム

研修目的 初期研修および外科一般の研修修了後、小児外科専門医となるための臨床能力を身につける。
研修目標
  • 小児外科診療に関する幅広い知識(日本小児外科学会の専門医筆記試験に合格できるレベル)を身につける。
  • 小児外科手術および検査等を適切に実施できる技術を修得する。
  • 保護者に対するインフォームドコンセントなど、小児特有の診療技術を身につける。
年度別到達目標 1年目到達目標 次項以下を適切に理解し、手技を行うことができる。
  • 小児各時期の身体診察法
  • 臨床検査項目(血液、尿、細菌等)の個々の意義の理解と検査結果の判断
  • 基本的検査法の実践と結果判定
     単純X線撮影、消化管造影法、尿路造影法、穿刺検査法、十二指腸液採取法
  • 画像診断法および特殊検査法の基礎知識と基本手技
     超音波検査法、CTおよびMRI、シンチグラム、消化管内圧検査、pHモニタリング、内視鏡検査
  • 管理法の基礎:新生児症例の管理を含め、以下の管理法の理解、修得
     輸液管理、出血・輸血管理、感染の管理、高ビリルビン血症の管理、呼吸・循環管理(人工呼吸器、各種モニターの操作を含む)、栄養管理、蘇生術、一般手術および生体肝移植の術前術後管理
  • 基本的外科的処置
     創処置、末梢・中心静脈カテーテル挿入、洗浄(胃、腸、創など)、胃管・経腸栄養チューブ・イレウス管の挿入、ブジー法(食道・肛門)、鼠径ヘルニア嵌頓の用手整復、腸重積の非観血的整復術
  • 基本的手術手技
     以下の手術は術者として必ず行い、研修者の習得度に応じて次年度の手術を適宜追加する。
     鼠径ヘルニア根治術、臍ヘルニア根治術、膿瘍切開術、体表小腫瘤摘出術、ラムシュテッド手術(経臍的)、虫垂切除術、腸重積観血的整復術、正中頚嚢胞根治術、人工肛門造設、臍帯ヘルニア、リンパ節生検
2年目到達目標 以下の手術を術者として行うことができる。ただし研修者の能力に応じて次年度の手術を適宜行うことができる。
腸閉鎖症、腸回転異常、横隔膜ヘルニア、腹壁破裂、直腸肛門奇形、Hirschsprung病、摘脾、良性腫瘍摘出、側頚瘻
3年目到達目標 以下の手術を術者として行うことができる。
食道閉鎖症、未熟児の新生児外科疾患、胆道拡張症、胃食道逆流症、仙尾部奇形腫、術後腸閉塞、悪性腫瘍生検および摘出
指導体制
  • 日本小児外科学会指導医 2名
  • 日本小児外科学会専門医 2名
 上記4名の指導の下に研修を行う。
研修内容
  • 病棟:年次に応じた患児を受け持ち、指導医と共に主治医となる。
  • 外来:外科疾患の救急外来で、指導医と共に診療する。
  • 手術:各手術に助手、術者として参加する。
  • 検査:各検査を指導医と共に行う。
  • 症例検討会:毎週1回、入院および術前症例について検討する。
  • 腫瘍症例検討会:腫瘍症例について血液再生医療科、放射線科、病理診断科等と合同で検討する(不定期)。
  • 胎児症例検討会:毎週1回、出生前診断症例について産科、新生児科、遺伝科等と合同で検討する。
  • 抄読会:毎週1回、担当者が小児外科の最新論文をサマライズし、発表する。
  • CPC:不定期で開催される。
  • Mini Lecture:月2回、研修医が1つのテーマについて調べ、発表する。
  • 学会発表は随時行う。1年次研修医は主に日本小児外科学会関東甲信越地方会での発表を行う。2年次以降は 主に以下の学会・研究会での発表を行う。
日本小児外科学会総会、日本外科学会、日本臨床外科学会、日本小児がん学会、 日本移植学会、日本内視鏡外科学会、日本周産期新生児医学会、日本胆道閉鎖症研究会、日本小児消化管機能研究会、 直腸肛門奇形研究会、日本小児内視鏡外科・手術手技研究会、日本小児人工臓器研究会、日本小児外科代謝研究会、 日本小児外科QOL研究会、日本静脈経腸栄養学会、東京小児外科研究会、太平洋小児外科学会(PAPS)など
 1年次:「症例報告」を少なくとも1つ行い、できる限り論文発表する。
 2年次以降:「症例報告」および「臨床研究」を少なくとも1つずつ行い、論文発表する。
研修プログラム 年間を通じて上記内容の研修を行う。研修期間については相談の上、決定する。
研修評価方法 研修中、3ヶ月経過毎に指導医が目標到達について評価し、不足状況があれば補うよう配慮する。

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