採用情報

内分泌・代謝科 小児専門研修プログラム

平成21年度 内分泌・代謝科小児総合研修プログラム

研修目的 小児の内分泌代謝疾患の診療ができる医師の育成を目的とする。
研修目標 将来の内分泌専門医(小児科)取得のための礎とする。具体的には、
  1. 各種の小児内分泌代謝疾患につき、診断と治療ができるようになる。
    • 正確な病歴聴取・現症の記載・検査の計画と実施ができる。
    • 検査結果の評価ができる。
    • 診断と、それに基づいた治療計画が立てられる。
    • 栄養士、保健師、あるいは学校教諭等との連携がはかれる。
    • 治療内容につき、治療に要する費用についても考慮しながら説明できる。
  2. 新生児マス・スクリーニングへの対応が可能となる。
  3. 1型糖尿病、副腎過形成症、ターナー症候群等につき、外来診療を経験する。
    • 実際の投薬治療を行う。
    • 1型糖尿病の集団指導に参加する。
    • 慢性疾患児が急性疾患に罹患した際に、適切な対応ができる。
年度別到達目標 1年目到達目標
  1. 内分泌疾患の診断能力を獲得する。
    内分泌的検査の実施と判定、骨年齢の判読、下垂体部MRI画像の評価、主要な奇形症候群の知識の習得
  2. 内分泌疾患の治療方法に習熟する。
    成長ホルモン・甲状腺ホルモン・副腎ホルモン・抗利尿ホルモン・性ホルモン・カルシウム剤・ビタミンD・インスリン等 の投与方法を学ぶ。糖尿病性ケトアシドーシスや、鞍上部脳腫瘍術後の管理を経験する。
  3. 代謝性疾患の診断と治療を体験する。
    先天性代謝疾患の診断過程を学ぶ。また、薬物治療・血液浄化療法・移植療法等の実際を経験する。
2年目到達目標 1年目の内容を継続し、より深い理解を目指す。また、科長の指導の元で、臨床研究を並行して行う。 結果について、学会にて報告を行い、論文を作成し投稿する。
指導体制 当科は、日本内分泌学会の認定教育施設である。日常の直接指導は、当科の科長(日本内分泌学会専門医・指導医) および医員(同専門医)がこれに当たる。研究発表や論文執筆に際しては、科長が指導医となる。非常勤医師(同専門医) からも随時指導がある。主治医として入院患児の受持医となり、退院後も外来にて治療または経過観察を行う。その診療を 通じて、研修目標を達成する。
研修内容
  1. 入院患者の約半数(年間約70~90名)を受け持つ。多くは、低身長児の検査(ターナー症候群、プラダー ウィリー症候群等を含む)および、慢性疾患児の急性疾患への対応である。前者では、負荷試験の実施、骨レントゲンの 読影、下垂体MRI撮影、奇形症候群の鑑別等を行う。検査の結果については、後日科内での検討会に提出し、診断と今後 の治療法につき議論する。また、家族にも外来にて説明を行う。
  2. 週1回の外来診療を行い、慢性疾患患児の外来治療を行う。
  3. 病棟回診2~3/週。抄読会1/週。科内検討会2/週。放射線科とのカンファレンス1/月。
研修評価方法 指導医(科長)により、理解度、勤勉度、および独創性につき評価する。

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