造血細胞移植後フォローアップ外来
造血細胞移植後には、退院後もGVHDをはじめとした様々な合併症を生じ、生活への影響を受けることがあります。退院後の生活の中でお困りのこと、不安なことについて、専門外来でじっくり時間を取りながら、医師、看護師を含む多職種のスタッフが連携してサポートさせていただきます。
対象者
当センターで造血細胞移植を受け退院した患者さまとそのご家族
造血細胞移植
骨髄移植、臍帯血移植、末梢幹細胞移植すべての移植を含みます。
受診方法
- 毎週金曜日 ①9:30~②11:00~ 血液・腫瘍科「移植後外来」の枠となります。
- 造血細胞移植治療を終えて退院時(もしくは外来時)に、主治医が受診予約を行い、問診票をあらかじめお渡しします。「移植後外来」当日、血液検査の結果を待つ間に看護師が面談をします。その際、身体症状の他に、生活上の困りごとなどをお聞きし、必要時は専門職におつなぎし、一緒に考えさせて頂きます。
- 造血細胞移植を終えてしばらく経過した患者様も受診していただけます。
- 退院後早期のうちは1か月ごと、その後は状況に合わせて半年に1回や1年に1回のペースで受診して頂き、困りごとに応じて支援させていただきます。
- ご希望の方は、主治医、または小児がん相談支援室にお尋ね下さい。
場所
2階Fブース(皮膚科・形成外科)4番診察室もしくは内科外来診察室
✽事前に受付事務などから場所のご案内をいたします。
担当者
- 造血細胞移植学会主催の研修をうけた移植に詳しい看護師
- 外来担当医
必要に応じて薬剤師・ソーシャルワーカーなど多職種が連携して診察いたします。
相談できること
- 感染予防に伴う生活のこと
- GVHDなど身体的症状
- 味覚障害や食思不振など食事に関すること
- 皮膚の軟膏ケア方法や紫外線対策
- 退院後の学校生活などの戻り方について
- 倦怠感にともなう、生活への影響
- その他、移植やその影響に伴うご心配 など