新型コロナウイルス感染症対策へのご協力のお願い
新型コロナウイルス感染症対策について
新型コロナウイルス感染後の療養期間について
2023年5月8日から新型コロナの感染症法上の位置付けが5類に移行します。感染しても外出制限等の隔離措置がなくなるなど、感染対策が大幅に緩和されます。しかし当院入院中の患者様はハイリスクの方が非常に多く、院内感染リスクを極力避けるための対策をこれからも続けなければならないと考えます。そのため、当院の院内ルールとしては、当面の間今まで通り「発症日から10日間経過し、かつ症状軽快後72時間経過」までは入館をご遠慮いただくことと致します。また、無症状感染者についても(少しの咳や咽頭痛等はほとんどの方でみられるので)有症状患者と同じ療養期間とさせていただきます。引き続き当院の感染対策にご理解・ご協力いただけますようお願い申し上げます。
病院敷地内ではマスクの着用をお願いします!
病院を受診される患者様のなかには、抗がん剤や免疫抑制剤を使用している方や免疫不全・慢性肺疾患などハイリスクなご病気の方がいらっしゃいます。
マスクの正しい着用は新型コロナウイルスの広がりを防ぐ効果があることは、多くの研究で証明されています。(参考:米国CDCホームページ”Science Brief: Community Use of Masks to Control the Spread of SARS-CoV-2”)
厚生労働省のホームページでは、マスク着用が必要な場面とそうでない場面について詳しく説明していますが、「お年寄りと会うときや病院に行くときなどハイリスク者と接する場合にはマスクを着用する。」と記載されています。
病気のこどもたちを守るために、マスクの正しい着用にご協力いただきますようお願い申し上げます。
※2歳以下のお子さん、気管切開など呼吸器のご病気でマスクがつけられない方は除きます。
当センター母性外来(産科など)通院および母性病棟入院中の方へ
新型コロナウイルス感染症対策へのご協力のお願い
ごきょうだいのご入館について
ごきょうだいのご入館は、原則、ご遠慮いただいております。どうしてもお預け先にお困りの方は当センターなどが実施するきょうだい預かりのご利用をご検討ください。
手術・心臓カテーテル治療を予定されている方へ
予定手術のための入院当日から1週間以内に本人もしくはご家族に発熱や風邪症状があった場合は、当センターへお問い合わせください。
2023年5月8日
神奈川県立こども医療センター病院長
問診票について
- 上記のPDFファイルを印刷して、来院する当日の症状を記入していただき、当センターへご持参いただくことが可能です。
- 問診票はお一人につき1枚ご記入いただきます。
(患者様、保護者様、ごきょうだい、付き添いの方、各々1枚ずつとなります) - 問診票に記載された症状に該当がある場合、その方については入館できないことがあります。
よくある質問 Q&A
Q.花粉症、アトピー性皮膚炎、乳児湿疹、その他基礎疾患等により、問診票に記載の症状があるが、その場合、入館できないのか。
A.患者様・ご家族様の出入口(当センター正面玄関)で症状を確認させていただきます。問診票に該当する症状の「ある」に丸をしてお持ちください。該当する症状の通院歴や近隣での感染症の流行等を確認させていただきます。
Q.治りかけの風邪で少し咳や痰が出る程度だが、その場合でも、入館できないのか。
A.患者様・ご家族様の出入口(当センター正面玄関)で確認させていただきますが、原則として入館は控えていただくこととなります。
Q.咳が出るのでマスクをしているが、その場合は入館できるのか。
A.患者様・ご家族様の出入口(当センター正面玄関)で確認させていただきます。マスクをされていても状況により入館を控えていただくことがあります。
当センターご利用のみなさまへ
「重症心身障害児施設」をご利用のみなさまへ
緊急事態宣言の解除に伴い、面会を再開いたします。面会は事前の予約が必要ですので、お手数ですが生活支援課までご連絡ください。
【2023年5月以降の新型コロナウイルス対策について:Q&A】
2020年初頭から社会全体で新型コロナウイルスに関する様々な感染対策が行われてきましたが、2023年5月に「5類感染症」に移行するのに伴い、対策が大幅に緩和されます。しかし、一般に小児は感染しても軽症で済むことが多いとはいえ、当院に通院・入院されている多くの患者様は感染が重症化しうるリスクを抱えておられます。新型コロナウイルス自体の感染力の強さは変わっておりませんので、院内、特に病棟での感染対策はまだあまり緩められないのが現状です。2023年5月現在当院での対応を以下にまとめました。例外を考慮すべき事例はあろうかと思いますが、原則以下のような形で対応させていただいておりますのでご承知おきください。病棟に持ち込まないことを重視しているため、病棟と外来でやや対応が異なっています。
Q1.新型コロナウイルスにかかってしまったら、何日間病院に来られないのか。
A1.患者様、ご家族、面会者などすべての方におきまして、発症から10日間は入館できません。(無症状感染者は検査陽性から10日間)病状悪化などで受診が必要な場合は、隔離室を準備する必要がありますので必ず事前に主治医にご連絡ください。
Q2.家族が新型コロナウイルスにかかってしまったら、他の家族は何日間病院に来られないのか。
A2.同居されている方が新型コロナウイルスにかかってしまったら、他の皆様は「濃厚接触者」という扱いになります。(この言葉は5類移行後はあまり使われなくなることが予想されますが、院内感染対策を考える際には引き続き使用してまいります。)ご家庭内であっても、感染された方とはなるべく生活動線を分けるような対策をお願いします。患者様、ご家族、面会者などすべての方におきまして、濃厚接触者となられた場合はご家庭内で対策をとられた日から7日間は入館できません。病状悪化などで受診が必要な場合は、隔離室を準備する必要がありますので必ず事前に主治医にご連絡ください。
Q3.患者が通っている学校(幼稚園・保育園)で新型コロナウイルス感染症の子が出た場合、何日間病院に来られないのか。
A3.学校や幼稚園・保育園で新型コロナウイルス感染症の子が出た場合、患者様がその感染した子といつどのような形で接触したかを伺って対応を決める必要があります。マスクなしで一緒に過ごした子がその2日後までに発症した場合は、患者様が濃厚接触者である可能性がありますので、主治医にご連絡ください。濃厚接触者となられた場合は最終接触日から7日間は入院できません。外来受診もできるだけご遠慮ください。
Q4.家族が発熱しているが検査していない場合、他の家族は病院に来られるか。
A4.入院中もしくは近日中に入院予定の患者様のご家族が発熱した場合、必ず新型コロナウイルスの検査を受けてください。お近くのクリニックで検査していただいても、あるいはドラッグストアでご購入いただいた検査キットでも結構です(ご購入いただくキットは「体外診断用」であることをご確認ください)。陰性だった場合、来院される方(患者様、ご家族とも)に発熱やせきなどの症状がないことを病棟入り口で確認させていただきお入りいただけます。陽性の場合はA2.をご参照ください。外来を受診される患者様の場合は、患者様およびご家族が無症状であれば受診可能ですが、できるだけ検査をしていただきますようお願い申し上げます。
Q5.新型コロナにかかった後、どれぐらい間隔をあければ手術可能になるか。
A5.待機可能な手術であれば、感染の診断から7週目以降まで手術を待機することが日本麻酔科学会から推奨されています。具体的なスケジュールについては各診療科および麻酔科と相談の上決めさせていただきます。
Q6.入院患者の家族が濃厚接触者になった場合、その他の家族は面会してよいか。
A6.濃厚接触者となったご家族が無症状でかつ家庭内で十分な感染対策が行われている場合に限り面会可能です。(小さいお子さんが濃厚接触者となった場合は、保護者の方との密な接触が避けられないため面会をご遠慮ただいております。)
Q7.入院患者の家族が通っている学校(保育園、職場等も含む)で感染者が発生したが、その家族が濃厚接触者かどうかわからない場合、その患者への面会はしてよいか。
A7.原則として、(学級閉鎖や閉園などの措置とは別に)感染者との接触状況を詳しく確認させていただき、濃厚接触者かどうかの判断を行います。接触状況がわからなければ濃厚接触者と同様の対応とさせていただきます。
2023年5月 感染制御室