肢体不自由児施設 令和元年5月の保育の様子
肢体不自由児施設 令和元年5月の保育の様子
わくわくたより 5月号
ゴールデンウイークも終わり、久しぶりの保育です。4月に蒔いた朝顔やひまわりが発芽し、双葉になっていました。
子どもたちは、保育室に入るなり「大きくなってる」と、喜んでいました。
いつもとは違い、今日は植物の観察から始めました。
近くで見ると、「葉っぱに線がついているね」「ウサギの耳みたい!」などなど、子ども達のつぶやきは止まりません。
「葉っぱにも違いがある」ってことを発見しました。
畑のジャガイモも気になったので、みんなで見にいきました。
こちらも驚くほど成長していました。
でも、肝心なジャガイモが見当たらない。
「土の中にいるんじゃない?まだ小さい赤ちゃんなんだよね」
2人で話し合っていました。そして「早く大きくなるといいね」
2人のつぶやきです。
するとジャガイモの周りに大きなアリを発見!
虫が苦手な子ども達は大騒ぎでした。
もうすぐ母の日
お母さんの顔の絵やプレゼントを作りました。
「ぼくのお母さんはケーキを作ってくれるんだよ。一緒に遊んでくれるし、とてもやさしいお母さんなの」と嬉しそうに話してくれました。みんなのお母さんは、プレゼント喜んでくれたかな?
新しいお友だちも増えました。
家族から離れての入所生活。
「ママに会いたい」と涙をポロリ。そんなお友だちに「大丈夫だよ!よしよし」と頭を撫でてくれたお友だち。そのあとは、一緒にシャボン玉や風船遊びを楽しみました。すると笑顔が・・・
そんな様子をママに報告。ちょっぴり安心してくれたかな?
春さがしをしました。図鑑を頼りに、散歩で摘んできた草花を見比べては「これはたんぽぽだね」と話しています。
病院の周りにも、色々な草花が咲いていることに気がつきました。
ボランティア「おもちゃの広場」の方が、たくさんのおもちゃを持って保育室にやってきました。
面白いおもちゃを次々と出してくれて、楽しい時間を過ごしました。
『大工さん』というおもちゃがあるけど、子ども達は「うんちみたい」と大喜び。そして、色々なタイプの鍵開けに挑戦。
ダイヤル式など高度なカギもコツを掴めば簡単に開けることが出来ました。
またある日は、新聞紙あそびをしました。
新聞紙をびりびり破って丸めて、テープでくっつけて・・・
色々な形にしてみました。
帽子にしてみたり、剣にしてみたり、パンチで大きな穴をあけることもできます。
最後は大きなボールにしました。新聞紙ボールを投げてキャッチして、また投げる。
ボール遊びが好きな子には、楽しい活動でした。
楽器あそびも挑戦
カスタネットや鈴、トライアングルなどなど
みんな違う楽器を交代で使います。
一番人気はおもちゃのピアノでした。
みんなピアノをやりたがっていたので、次の日はピアニカに挑戦しました。息を吐き続けなくては、音が出ない。これって結構難しいのです。がんばって音をだせたかな?
保育室にはベッド3台。
さすがに身動きが取れず、机上での活動を楽しみました。
粘土あそび・じゃがいもの花の観察 6月の壁面飾り(あじさい)紙工作など。
6月はみんなで外遊びができるといいですね。