倫理に関する方針ethics

倫理に関する方針

医療提供における倫理方針

こども医療センターのすべての職員が「基本理念」「基本方針」「職員の倫理要綱」「病院のこども憲章」に基づき、臨床における様々な問題に対応し、こどもたちに最善の医療を適切かつ十分に提供することを目的として臨床における倫理に関する方針を次のとおり定めます。

1. 国が定める様々な倫理に関する指針、法を遵守します。
2. 生体肝移植に際しては、「神奈川県立病院における生体部分肝移植についての指針」を遵守します。
3. 倫理的な配慮が必要な遺伝学的検査・診断、胎児診断等、特に倫理的配慮が必要な場合は倫理委員会で検討します。
4. その他倫理的な配慮が必要な診療、医療提供を行う際には、ご家族と病院職員のカンファレンスにおいて検討します。

臨床研究における倫理方針

こども医療センターにおける臨床研究・医学系研究は、ヘルシンキ宣言に示された倫理規範、個人情報保護法。人を対象とする生命科学・医学系研究における倫理指針等の各法・規制を順守し、個人の尊厳及び人権への配慮を最優先し実施します。

1. こども医療センターで実施するすべての研究は倫理審査委員会で承認を受け、総長の実施許可を受けて実施します。
2. 再生医療等技術の提供においては、再生医療等法を順守し、再生医療等審査委員会の承認を受けて実施します。

「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」（令和3年3月23日）

臨床研究法（平成29年法第16号）

再生医療等の安全性の確保等に関する法律（平成25年法律第85号）