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血液・腫瘍科(以後、当科と略します)では医療の進歩、技術の向上を目的として、当科で診療された患者さんの過去の診療情報(診療録、血液検査結果、画像検査の結果、病理検査の結果などを含む)を調査し、有意義な結果が得られた場合には学会等で報告を行っております。これらの調査は「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に則って行われ、報告等にあたっては患者さんの氏名や住所など、個人が特定できるような情報が公表されることはありません。
また当科は日本小児がん研究グループなどが行う多施設共同研究に参加しており、これらの研究グループが行う後方視的調査にも協力しております。
当科が行っている調査研究について詳しくお知りになりたい場合は、下記の連絡先にご連絡をお願いいたします。また自らの診療情報の研究利用をお断りになる場合も、同様にご連絡をお願いいたします。
連絡先
神奈川県立こども医療センター 血液・腫瘍科 後藤 裕明
電話:045-711-2351
email:hgotou@kcmc.jp
現在、当科が行っている調査研究は下記のとおりです。
2017年10月 日本小児がん研究グループ血液腫瘍分科会CML委員会による「小児慢性骨髄性白血病の後方視的長期予後調査」
GD2免疫療法における前治療と臨床経過の関連性を検討する後方視的調査研究
多機関共同研究によるマルチオミックス解析に基づく脳腫瘍の発生・進展の分子機構の解明
ビーリンサイト®(アムジェン社)製造販売後調査データによる安全性解析
初発神経芽腫の高リスク群に対するトポテカン、シクロホスファミド併用療法の有効性と安全性に関する後方視的研究
一過性骨髄異常増殖症(TAM)の肝障害・肝不全に関する臨床的要因を検討する後方視的調査研究
保管された小児がん腫瘍検体を用いた薬剤感受性試験の実施と細胞株の樹立
再発又は難治性の小児急性リンパ性白血病におけるエボルトラの有効性を評価する研究
神奈川県立こども医療センターで経験した頭蓋内胚細胞腫(pure germinoma)の調査研究
当院でメトロノミック療法を施行した再発難治性固形腫瘍の後方視的検討
初発神経芽腫の高リスク群に対するトポテカン、シクロホスファミド併用療法の有効性と安全性に関する後方視的研究
再発又は難治性の小児急性リンパ性白血病におけるエボルトラの有効性
小児頭蓋内悪性腫瘍の遺伝子診断体制の構築 Ⅰ.髄芽腫、上衣腫
フィラデルフィア染色体(Ph)陽性白血病とPh-like 急性リンパ性白血病(ALL)に対する同種造血幹細胞移植後のチロシンキナーゼ阻害薬による維持療法の有用性・安全性の調査研究
組織球症に対するリメタゾン®(Dexamethasone Palmitate)の使用症例の全国調査
21 trisomyを除く症候群に合併した急性リンパ性白血病の全国調査(臨床的特徴の把握と、生殖細胞系列・体細胞系列遺伝子変異の検出)
頭蓋内胚細胞腫における(1)bifocal tumorの意義、(2)髄液細胞診陽性症例の治療についての後方視的研究
当センターの診療は、医療機関等からの紹介予約制になっています。
診療時間は各診療科によって異なります。
詳しくは外来担当医週間一覧表をご確認ください。
〒232-8555
神奈川県横浜市南区六ツ川 2-138-4