これまでフットサルリボンの活動を通して神奈川県立こども医療センターのこどもたちを励まし、応援してくれたFリーグ湘南ベルマーレの久光重貴選手が12月19日に他界されました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
久光選手は自らが肺がんを発症したのちも治療を続けながらプロフットサル選手として活躍を続け、忙しい時間を縫って院内フットサル教室でこどもたちの指導を続けてくれました。決して体調が良いときばかりではなかったと思いますが、どんな時も笑顔でこどもたちに接し、病気と向き合いながらでも目標を持つことの大切さ、あきらめない心を、いつもこどもたちに語ってくれました。わたしたち医療者も久光選手の姿や言葉にいつも勇気づけられました。
コロナ禍にあってもこども医療センターのことはいつも気にかけて下さいました。他の選手とともにオンラインでスポーツ教室を開催してくださり、医療者にはマスクを差し入れていただきました。久光選手への、語りつくせない感謝の気持ちでいっぱいです。
久光選手の姿、かけてくださった言葉の数々はいつまでも、わたしたちの心の中に生き続け、これからもこども達やご家族、そして医療従事者の支えとなってくれると思います。
神奈川県立こども医療センター小児がんセンター 一同