手術で取り出された、あるいは検査のために採取された臓器や組織を様々な方法で検査して、病気が腫瘍かどうか、腫瘍であれば良性か悪性か、どのような性格をもった腫瘍かを明らかにすることで、診療を支える部門です。日常業務としては、病理診断を専門とする医師と熟練した技師の共同作業で、迅速で正確な診断を得ることに勤めています。直接お目にかかることは少ないのですが、常に患者さんと向かい合った気持ちで仕事をしています。
病理診断科は臨床研究所の一部門でもあり、臨床に直結した研究にも積極的に取り組んでおり、特に小児腫瘍の分子病理診の研究で実績を残しております。また、日本病理学会小児腫瘍組織分類委員会委員を継続して擁し、小児腫瘍組織のアトラス作成や国際分類に携わると共に、小児腫瘍スタディーグループの病理部門を担当し、他施設からのコンサルテーション症例も多く受け付けています。
平成27年度 210件(79件)
平成26年度 239件(79件)
平成25年度 214件(57件)
平成24年度 217件(41件)
平成23年度 137件
田中祐吉 045-711-2351 Ext 5208 ytanaka@kcmc.jp
田中水緒 045-711-2351 Ext 5301 mio@zc4.so-net.ne.jp