当院外科 臼井秀仁医師の論文と、血液腫瘍科 慶野大医師の論文が、神奈川県立こども医療センター優秀論文賞に選出されました。いずれも海外の医学雑誌に掲載されました。
臼井医師の論文は「Lymphatic malformations compromising the upper airway in children: ultrasound-guided intralesional focal sclerotherapy with bleomycin targeting culprit lesions」で、Pediatric Surgery International誌に掲載されました。
難病で知られるリンパ管腫の気道を圧迫する病巣に対して、超音波検査でナビゲーションしながら硬化療法を行うという論文です。
慶野医師の論文は「Pilot study of the combination of sorafenib and fractionated irinotecan in pediatric relapse/refractory hepatic cancer (FINEX pilot study)」で、Pediatric Blood & Cancer誌に掲載されました。
通常の化学療法が効かなくなった肝芽腫に対し、ソラフェニブとイリノテカンの併用を行う治療の安全性を確かめた論文です。