採用情報

アレルギー科任期付常勤医師(専門研修医)募集

募集内容

 神奈川県立こども医療センター アレルギー科は現在常勤医3名、任期付常勤医(専門研修医)1名とローテーションの後期研修医1名の体制で診療を行っています。任期付常勤医(専門研修医)を募集しています。
 年々増加するアレルギー疾患に対する診療・研究にどっぷりつかる生活を送り、レベルアップした診療・知識を習得しませんか。
 現在、小児科後期研修中や他科で働かれている方で、将来、当科でのアレルギー専門研修を検討している方も早めにご相談ください。ぜひ、見学に来てわれわれのアットホームな雰囲気を実感していただければと思っています。それまでにどのような医療キャリアを築いていくのがよいのかということも含めて、相談にのっております。

【point】アレルギー専門医が取得できる

 当病院はアレルギー学会教育研修施設に認定されており、現在、アレルギー学会指導医2名、専門医1名と3名が専門医の資格を保持しております。研修をすることで、アレルギー専門医の資格習得が可能です(ただし基盤学会(小児科など)専門医資格が必要)。

【point】多彩なアレルギー診療に集中できる(トータル・アラージストを目指す)

 「教育こそすべて」をモットーに丁寧に指導します。アレルギーのみを集中的に診療する生活の中で、食物アレルギー、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、慢性蕁麻疹、薬物アレルギーにバランス良く対応できるようになります。目指すは、真の”トータル・アラージスト”です。さらに、”治すアレルギー治療”免疫療法(経口免疫療法、皮下注射免疫療法、舌下免疫療法)、薬物減感作療法を視野に入れた診療を数多く実践することができます。
 「EBMに基づいた正しいアレルギー診療」を重要視しています。外来診療のトレーニングも重視しており、診療内容について絶えずフィードバックを受けることが出来ます。“自己流でただ多くの症例を経験した”だけの研修にならないように心がけております。

【point】こども専門病院というこどもに優しい医療施設での研修

 こども専門病院は検査などもこども目線で動いています。院内のデコレーションやたくさんの子供達の笑顔に癒される毎日を送ることが出来ます。また、全国から集まった後期研修医が10週ごとに当科をローテートしてくるため、彼らへの指導を行う能力も高めることが出来ます。人はinputではなく、outputで知識を定着させることが出来るので教える機会は自分にとってもチャンスです。
 小児の他の専門科のレクチャーも毎週水曜日夕方に開催されており、内容も後期研修医が理解できるものとなっています。高度な多領域の小児科専門医療の知識を得られる機会にもあふれています。

【point】臨床研究も力を入れています(英語での発表も可能)

 横浜には学会がよく開催されるパシフィコ横浜があり、様々なジャンルのアレルギー関連の学会・研究会に参加できます。日本アレルギー学会、日本小児アレルギー学会だけでなく、耳鼻咽喉科免疫アレルギー学会、皮膚免疫アレルギー学会など他分野のアレルギー関連学会も参加を推奨しています。学会は自分が発表する以外でも積極的に参加できる機会を設けていますし、外部のセミナーもなるべく参加できるようにしています。
 臨床研究にも関わっており、統計処理ソフトなどを使いこなしながら、データ解析も出来るように丁寧に指導します。また、中学生レベルの英語が出来れば、国際学会での発表、英文雑誌への投稿なども経験者の指導の下でチャレンジすることができます。規模が小さい科だからこそ、みなさんの「自分でこんなことをやってみたい!」という熱意に応えることを大切にしています。現在、文科省科研費をスタッフ4人全員が獲得しており、そのノウハウも身につけていっていただきたいと考えています。

【point】On Offを明確にしたワークスタイル

 週末・夜は全日オンコール体制となっており、カンファレンスも昼間に変更するなど勤務時間も働き方改革を意識したものとしています。子育てしながらも充実した研修が送れるように、クラウドやwebサービスを使用しながら業務の効率化も目指しています。スタッフ全員、夏季休暇5日、有給休暇5日消化を義務としているので、「自分だけが休暇を取るなんて」という気遣いをしなくてすみます。横浜はコンパクトにお店やイベント施設が集まっている場所なので、On Offのバランスが取りやすい生活を送ることが出来ます。大学の医局と関係なく運営されており、食事会も定期的に行って少人数で楽しく診療に関わっています。

教育指導方針

目標は他の医師に指導できるドクター

 「アレルギーのことならあの人に相談すれば大丈夫だ」というアレルギー全ジャンルについて網羅的にカバーする医師の育成が目標です。例えば、近年アレルギーの対応の中心となっている食物アレルギー児の介入方法から、気管支喘息患者の麻酔前管理・薬物アレルギーの診断・治療など、信頼できるアレルギーのオールラウンダーになることです。

結果よりも過程を重視した教育を行います

 研修では、結果(治療)が正しいことを確認することよりも、そこまでに至る過程が正しいかどうかを十二分に評価します。過程(フォーム)が正しければ、結果は自ずと正しいものとなります。しかし、フォームが間違っていても、偶然結果が正しいことはよくあります。しかし、そのような「臨機応変」の医療は実は偶発的要素が大きく、確実性に欠けます。
 診療において、どんな処方をしたかよりも、どのような説明をしたか、どのような考え方をしているかを丁寧にスタッフ間で評価していきます。患者・家族・他医師に最高のアレルギー医療・情報を提供するために研鑽を積むことを大切にします。各々が個人の都合・力量に応じて技術を習得するのではなく、マイペースでも、時間がなくても成長できる!こういうトレーニングを提供します。

できないということを楽しめるようにしよう

 今できないことは、伸びる可能性があるということであり、絶望ではなく希望です。漫然とのぞむのではなく、自分がどこまでわかっていて、どこからがわかっていないのかを絶えず振り返り、自分の成長できる部分をワクワクしながら探していくようにします。

やっていることを"前向き"に否定しよう

 「今までこれでやってきました。」「これまでの治療で困ってないからいいんだ」、日進月歩の医療の世界ではこのような経験則が、新規の考え方を導入していく上で障害になってしまうことすらあります。自分の医療をたえずみつめなおすこと、新しい考え方に対応する姿勢を保ち続けることが大切です。われわれも、そのような旧態依然の思考にしばられないためにも、みなさんの素朴な疑問を待っています。

国際的なスタンダード医療を提供

 国際的に標準的な治療を提供できるようにします。型にはまった医療を重視するため、少々、窮屈かもしれません。ただ、正しいフォームを身につければ早い時期からトップレベルの医療が提供できるようになります。日々の診療に疑問、課題を持つことができれば、こちらからEBMを提供します。空気を吸い込むようにエビデンスを吸収できることを目指しています。

アウトプットを習慣づける

 せっかく最新のエビデンスを吸収しても、あっという間に忘れてしまいます。それを避けるために、インプットした情報をなるべく早くアウトプットするという習慣を身につけていきましょう。若手ドクター、同僚、スタッフ、患者さんに対して、早く何度もアウトプットすることで知識が定着します。学会・研修会はカンファレンスでの報告会がセットになっています。そうすると、「ここを伝えなくては」という姿勢を持って、学会参加することが出来ます。

臨床研究に取り組む姿勢

 日々の診療から絶えず解決されていない課題を見いだし、それについて自ら検討するというリサーチマインドを持つ姿勢を大切にします。自分より若手の医師に「研究をしたいのですが」と相談を持ちかけられたときに、自分の経験を元にした説得力のあるアドバイスができるようになりましょう。

研修内容 アレルギー疾患外来・病棟業務
応募資格 小児科専門医(取得予定もOKです)または小児科診療経験者
専門が小児科でなくても、小児科経験が1年以上あり一般的な小児科診療が可能なら研修可能です。ご相談ください。
ex. 家庭医療専門医、総合内科専門医
研修期間 2~3年(1年ごとの更新)
開始時期 2024年4月から(興味がある方は早めに一度ご相談ください)
選考 本人の研修希望内容が当院の研修に合っている方を採用させていただきます。試験はありません。
募集人員 1名
勤務概要
  1. 日勤業務 外来・病棟管理 月~金 8時30分~17時15分
  2. 宿直業務:月に当直3回程度あり(HCU当直業務です)
  3. 有給休暇制度あり(5日以上は消化していただきます)
  4. 夏季休暇制度あり(週末を併せて9連休の取得も可能です)
  5. 時間休暇取得可能(早退、遅出勤なども柔軟に対応可能)
待遇 当法人規定による。
*参考:医師免許取得後6年目 約1,100万円(年間)ここには時間外勤務手当、当直料、賞与(年2回)も含まれます。
その他 見学は原則水曜日です。その他、ご質問は以下にご連絡ください。
問合せ先 神奈川県立こども医療センター アレルギー科
部長 犬尾(inuo@mbh.nifty.com)までご連絡ください。

FAQ よくある質問

Q. アレルギー診療に対する知識・経験が全くないのですが大丈夫でしょうか?
A. 私達の診療科には小児科後期研修医もローテートしてくるので、それぞれの方にも1からアレルギー診療を指導しているので、一緒に学びながらスタートすることが出来ます。大丈夫です。
Q. 指導に力を入れているところはどんなところですか?
A. 特に外来診療教育に力を入れています。最大週6コマのアレルギー専門外来を担当する機会を提供します。初診時だけではなく、継続的に治療している治療内容についてもEBMに従ったものになっているかを、診療内容は絶えずチェックを受けるようになっています。外来診療は自己流にタダ数をこなしただけになりがちですが、手間をかけてサポートしています。少人数体制を活かしきめ細やかな指導を心がけています。
Q. アレルギー以外の病気に対応することはありますか?
A. 基本的にはアレルギー疾患のみに対応していただきます。月に数日当直時に入院患者の対応がありますが、院内に小児科医が4人当直する当直体制なので、協力して対応することになります。さらに、小児病院なので各科が主催する検討会、勉強会がひんぱんに開催されているため、様々な病気の診断、治療の最前線の知識を吸収する機会にも恵まれています。
Q. どんなアレルギー疾患が多いですか?
A. 最近は、食物アレルギーの患者さんの割合が多いです。ただ、我々は専門医として様々なアレルギーに対応することができるようになることを目指しており、研修として食物アレルギー以外に薬物アレルギー、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹・血管性浮腫、気管支喘息にもどんどん対応していただきます。
Q. 応募できるのは小児科医だけですか?
A. 小児が対象なので、小児科経験は必要ですが、1年程度の小児科経験があれば問題ないと思います。HCU の当直業務がありますが、当直時は他にも小児科スタッフが3人当直しているので大丈夫です。
Q. 特定の大学の人が多いというのはありますか?
A. ありません。所属スタッフは出身大学も研修病院もバラバラです。大学の医局に所属しているスタッフもいますが、スタッフ同士は日々意識することはありません。
Q. 当直料はありますか?
A. 1回2万円です。当直時に対応した時間は時間外労働として加算されますが、まったく呼ばれない日の方も多いです。
Q. 時間外勤務はありますか?
A. 当科は基本的に臨床業務は時間内に業務が終わるように心がけています。時間外勤務はスタッフ平均でも1ヶ月10時間以内です。この中には当直中に従事した時間が含まれており、通常の勤務では時間外勤務はほとんどありません。週末を中心にオンコール担当となりますが、部長を含め基本的に平等に割り振られています。
Q. 宿舎はありますか?
A. ありますが、周辺の賃貸物件の家賃も高くないので、そちらに住んでいる人が多いです。
Q. 女性医師はいますか?
A. 常勤スタッフのうち1名はお子さんが2人いる女性医師です。
Q. 子育てと両立できますか?
A. 時間外勤務がないように勤務シフトを組んでいます。以前夕方に行われていたカンファレンスも日中に変更しました。子供が突然の発熱などでも対応できるようにサポートしながら仕事をする体制づくりに取り組んでいます。毎日オンコール医師を置いているので、夕方に自分の担当の患者が 入院になったとしても、オンコール医師に引き継いで帰宅することができます。
Q. 見学はできますか?
A. 見学は随時 OK です。水曜日が新患外来・カンファレンスの日になるので、この日に見学すると、研修の雰囲気がより理解できると思います。
Q. 個人の机はありますか?
A. 専用の机があります。インターネット接続が可能なパソコンを提供しています。多くの論文は無料で閲覧することが出来ますし、必要な論文は科で購入いたします。uptodateにも2020年3月からアクセスできるようになりました。
Q. 年齢制限はありますか?
A. ありません。過去には、病院の部長職にもかかわらず、アレルギー診療を学びたいと当院で研修した方もおられます。何歳からでも、アレルギーを一から勉強することが可能です。医学部再受験のキャリアのある方も大歓迎です。
Q. 1週間のスケジュールを教えてください。
A.
  月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
午前 負荷試験 外来 外来 負荷試験 負荷試験
午後 外来 外来診療検討 カンファレンス 外来 外来診療検討

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