採用情報

血液・再生医療科 小児専門研修プログラム

平成22年度 血液・再生医療科小児総合研修プログラム

研修目的 卒後4年目以降で小児科経験1年以上の医師を対象
小児血液腫瘍疾患の診断と治療ができる医師の養成
研修目標
  1. 医の倫理を踏まえ患者の立場を十分理解して診療にあたること
  2. 日本血液学会の血液専門医を取得するための基本の研修
  3. 血液腫瘍疾患の診断と治療が可能となること
  4. EBMに基づいた科学的な考え方を身につけること
  5. チーム医療の重要性を理解し実戦可能とすること
年度別到達目標 1年目到達目標
  • 入院患者10名前後の担当医となり、各種の白血病、悪性固形腫瘍、出血性疾患の診断と治療の基本の習得。
  • 各種プロトコールの理解と実施。
  • 患者の状態の適切な把握。
  • インフォームド・コンセントの実践。
  • 治療上必要な論文の読解力の向上。
  • 治療関連合併症の早期発見と適切な対応の取得。
  • センターの中心的医療の造血幹細胞移植の経験。
  • 治すことが困難な患者及び家族の支えとなり、緩和医療の経験を積む。
  • セカンド・オピニオンの重要性を理解すること。
2年目到達目標
  • 1年次に習得したものをさらに深く探求し、学会発表や論文作成を行う。
  • 各種プロトコールの作成に関与し、血液専門医としての実力を向上させる。
  • 積極的に対外的な勉強会や学会に参加し広い視野を養成する。
  • 緩和医療を含め人間的な医療を遂行する能力の研鑽。
指導体制 部長、医員、検査科スタッフ、看護スタッフ、その他のコメデイカルスタッフがそれぞれの専門領域を背景に指導に当たる。
研修内容
  • 日本血液学会のカリキュラムに基づき基本的検査内容を学ぶ。
  • 骨髄検査の手技の向上と骨髄像の評価能力の育成。
  • 抗がん剤の作用機序、効果と副作用について学び患者に説明できるようになる。
  • 感染症対策、DIC、VODなどの合併症にも適切に対応できるようになる。
  • プロトコールによる共同研究、治験、パイロット研究の意義の理解とその遂行を学ぶ。
  • 疼痛緩和、終末期医療についても経験を深める。
  • 毎朝のミーテイング、Tumor Board、抄読会、回診、マルクカンファランス、グループ診療などを通して医学的知識の深化と チーム医療の実践を身につける。
研修プログラム
  • 受け持ち患者の日常的診療を通して、所見の取り方の向上、貧血の種類と程度をみて適切な輸血療法の習得。
  • 輸血療法のガイドラインに従った適切な血小板輸血の実践。
  • 発熱性好中球減少症に対する適切な対処法の習得。
  • DICやVOD時の検査データの読み方と治療法の基本の習得。
  • 分子生物学的検査の意義の理解と適切に臨床応用ができること。血液疾患の薬物療法(鉄剤、葉酸、ビタミン12,ビタミン B6など)を理解する。
  • 造血因子(エリスロポエチン、G-CSFなど)の機序の理解と適切な使用を習得する。
  • 免疫抑制療法(副腎皮質ステロイド、シクロスポリンA,FK506,抗胸腺グロブリン抗体、抗OKT3抗体など)を習得する。
  • 抗がん剤(アルキル化薬、代謝性拮抗物質、抗生物質、ホルモン薬、酵素薬、アルカロイド薬、トポイソメラーゼ阻害薬、 分化誘導薬)について適切に使用できるようになる。
  • 造血幹細胞移植の原理、種類、適応とその実践を経験する。
研修評価方法 専門医による評価は知識、診察、検査、治療・症例経験の4項目を細分化し、Aよく理解している、B概略を理解している、C理解が不十分の3段階とする。
自己および指導医評価は、A目標に達した、Bほぼ目標に達した、Cさらに努力を要するの3段階とする。
詳細の項目は今後作成する。

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