採用情報

児童思春期精神科 小児専門研修プログラム

平成22年度 児童思春期精神科小児総合研修プログラム

研修目的 小児の精神科医療を担える医師として、患者の視点に立ち、かつ質の高い診療能力を身に付ける。
原則、初期臨床研修2年を終了し、かつ1年以上の精神科臨床経験を有する医師を対象とするが、小児の精神科の診療技術の取得を目指す小児科医も対象とする。
研修目標
  • 患者の人権に配慮した診療を行う。
  • 小児の精神科医療の基本となる面接技法を身に付け、単に操作的診断を行うのみでなく、病態を理解し、家族への対応も含め的確な治療計画を立案し実践できる能力を身に付ける。
  • さまざまな職種との意思疎通を図り、チーム医療を実践する。
  • 病院外の福祉・教育機関との連携や調整を行う。
  • 精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医、日本児童青年精神医学会認定医、日本総合病院精神医学会専門医などの取得に必要な症例を経験する。
年度別到達目標 1年目到達目標
  • 操作的診断と病態の理解ができる
  • 脳波の判読や画像診断ができる
  • 治療計画の立案と基本となる治療技法を実践できる
  • 身体疾患を有する患者のメンタルサポートができる
  • 福祉・教育機関との連携や調整ができる
2年目到達目標
  • 外来診療を行うことができる
  • 入院診療の適否の判断を行うことができる
  • 学会・論文発表を行う
指導体制 精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医・指導医、日本児童青年精神医学会認定医、 日本総合病院精神医学会専門医などが指導に当たる。
研修内容  1年目は入院診療を中心にした研修を行う。指導医の指導のもと入院患者を受け持ち、情報の整理、検査計画、診断、 病態の理解、治療計画の立案、治療を行う。精神科病棟入院患者のみでなく、身体疾患で入院している患者のリエゾン・ コンサルテーション医療も行う。診断に関しては、面接による情報収集や現症の把握に加え、入院生活でみられる行動や 対人関係を観察する技術を身に付ける。また、心理発達上の問題や養育上の問題などにも配慮できるようにする。 治療に関しては、薬物療法、認知行動療法、個人および集団精神療法、家族面接などを修得する。
 摂食障害、神経症性障害(不安・恐怖性障害、強迫性障害、適応障害、解離性障害など)を中心に、反応性愛着障害、 多動性障害、行為障害、広汎性発達障害、統合失調症、気分障害、トゥレット障害、選択性緘黙などの精神疾患の入院診療を行う。
 2年目からは入院診療に加え、外来診療で種々の精神疾患の診療を行う。1年目は指導医の初診診察に陪席し、診察で得られた 情報を診療録に記載し、治療計画を立てるトレーニングをする。2年目からは週に1~2名の外来初診診療を行い、診断・治療 計画をまとめ、指導医と検討し、以後の外来診療を継続する。
 児童相談所・一時保護所、児童福祉施設(児童養護施設、情緒障害児短期治療施設、自立支援施設)、療育相談センターの 見学を行い、また実際の患者の処遇を通して福祉機関や教育機関との連携を学ぶ。児童相談所との研修会、情緒障害児短期治療 施設との研修会がそれぞれ年2回開催され、それに参加する。
 研究会・学会へ積極的に参加し、2年目には学会発表や誌上発表を行うことを目標とする。
【週間日程】
 月曜日 午前 外来初診、病棟診療
     午後 病棟診療、カンファレンス(学校)
 火曜日 午前 カンファレンス(外来)、外来初診
     午後 集団療法、病棟診療
 水曜日 午前 カンファレンス(入院)、外来初診
     午後 病棟診療、症例検討会
 木曜日 午前 外来初診、病棟診療
     午後 集団療法、病棟診療
     17時より アレルギー科カンファレンス(症例検討、抄読会、研究発表)
 金曜日 午前 外来初診、病棟診療
     午後 病棟診療
研修評価方法 日本精神神経学会精神科専門医制度「研修手帳」による評価に準じる。

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