当センターのご案内

総長のご挨拶

総長写真 安全で安心な小児専門医療を

 神奈川県立こども医療センターは小児の高度専門医療を皆様に提供しております。当院の特徴の一つにチーム医療があります。患者さま及びご家族は、病気と共に様々な問題を抱えながら受診されることが多く、病院側の対応には多面的なアプローチが必要になります。一人の医師だけでは医療が成り立たなくなっているのが、現代の医療であり、いかに多職種の専門家が有機的に織りなす共同作業としてのチーム医療を構築していくかが問われています。小児医療においてチーム医療を推進する目的は、職種間協働を図ることにより医療の質を高めるとともに、効率的な医療サービスを提供することにあります。ここにチーム医療の意味があります。

 この医療を行う上で、最も大切なことは安心で安全な専門医療を行うことと思います。当院でも医療安全推進室を中心に、センター職員全員で医療安全に取り組んでいます。医療安全とは、医療ミスを一つ一つ検討しますが、不安をあおるような負の側面ではなく、患者さんが安心できる、医療の質の向上をめざすポジティブな面をめざす科学的な取り組みです。もちろん、医療の提供者はその領域のプロフェッショナルたらんと自覚し最新の医療を提供しつつ、その一方で最大限の安全性をめざす表裏一体の医療を目指しています。

 次に、激しく変化する医療環境に対応する必要があります。
 近年、医学的知見は飛躍的に進歩し医療提供体制も急速に変化しています。県立病院機構は独立行政法人となり第2期中期計画の5年目を迎える年です。業務改善や効率的な経営により、適切な医療体制を工夫していくことが大切と思います。業務改善を念頭におきつつ、県民の皆様に必要とされる医療を提供してまいりたいと思います。

 現在、2019年9月の完成を目指して、周産期棟の改修工事を行っています。
 NICU(新生児集中治療室)の増床と母性病棟の療養環境の改善を目的にしており、小さい子どもたちに更に良い医療を提供したいとの思いからです。診療を行いながら、改修工事を計画しておりますので、工事期間中のしばらくの間は、ご不便をおかけすることとなりますがご理解の程お願いいたします。

 小児医療は未来に向かう医療です。こどもは未来を背負っています。豊かで健康な未来を願いつつ、医療と福祉の面から社会を支えたいと思います。今後も、こどもと家族に寄り添うこども病院を目指してまいります。

2019年4月
地方独立行政法人神奈川県立病院機構
神奈川県立こども医療センター
総長 町田 治郎

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