当センターのご案内

総長のご挨拶

a 平成28年4月1日をもって神奈川県立こども医療センター総長に就任いたしました。

 こども医療センターは昭和45年(1970年)に開院し、今年は47年目を迎えます。医療と福祉と教育を一体的に提供する小児総合医療機関であるとの責任感と使命のもとで運営してまいりました。

 当センターは、総合医療部門、内科系専門医療部門、外科系専門医療部門、総合周産期医療部門、こころの医療部門からなる医療局、障害児入所施設局、地域連携・家族支援局、医療技術部門、発達支援部そして臨床研究所から構成され、医療と福祉をこどもたちに提供しています。また、神奈川県立横浜南養護学校本校が併設され、小学・中学・高校教育がなされています。
 また、昨年度までに、新しい命のためのサポートセンター、小児がんセンター、メディカルゲノムセンターをたちあげ、組織横断的に幅広く医療サービスを患者さんに提供する体制を整えました。神奈川県立病院機構の一員として、第二期中期計画の2年目を迎えますが、まだまだ工夫と改善の余地があると考えています。

 医療を提供する上で大切なことの一つとして、患者様やご家族とこれからも良い信頼関係を築いていきたいと思います。当センターの医療者は小児専門医療を提供するプロフェッショナルとの自負のもとで、最新の医療知識や医療技術の提供を行うべく、研鑽を積み重ねております。そればかりではなく、人としての誠実な対応や、豊かな人間性そしてご家族との共感といったことにも配慮し、この信頼感を土台として、医療体制と経営の安定化を図りたいと思います。病院全体が積極的に関わり医療安全を徹底し、開かれた医療環境を発信することが重要です。安定感のある小児医療を築いていくためには、地域と全国から信頼を受けるよう努力してまいります。

 次に、当センターの特徴の一つである周産期医療と小児集中治療といった急性期医療の充実発展を行っていきたいと思います。また、難治性希少疾患への対応や障害児医療は、医療面と並行して福祉や教育面からも支援をしていかなければなりません。希少疾患の診断や新しい治療や支援の必要性に関しても社会の皆様に理解していただけるように努力したいと思います。そして、新しい治療が日々求められることが今日の医療の姿ですが、臨床研究や治験を更に推進していきたいと思います。

 当センターは従来から地域医療機関との連携を必要としてきました。最近数年間にわたり小児等在宅医療連携拠点事業のもとに、小児の地域連携事業に力を入れてまいりました。現在、登録医療機関は650施設になります。今年度は地域医療連携ネットワークシステムの運用も始まります。これからも地域医療機関と連携し信頼を受けるように努力してまいります。

 当センターはこどもたちの将来の夢を描きながら、職員一同努力いたしますのでよろしくお願いいたします。

地方独立行政法人神奈川県立病院機構
神奈川県立こども医療センター
総長 山下 純正

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